避難所運営ゲーム(HUGーS)とは

               (静岡県「避難所HUG」仕様許諾番号014号)

仙台市泉区役所の保健福祉センター職員がHUGーSに取り組んでいる様子です

避難者に模したカードを避難者の事情に応じて、体育館や教室のどこに適切に収容するか考えて配置するゲームです。

150枚のカードを使用します。


静岡県西部危機管理室が開発したもの(250枚)を東日本大震災の事例を基に再編成しました。

避難者に模したカード150枚

 

 さまざまな事情を抱えて、避難所に集まった避難者。事情をくみ取ったうえで適切な収容場所を提供する、ときどき、起きる出来事「道路に人が倒れている」「咳、熱の人がいる」などにどのように対応するか等、混乱の中で避難所運営委員は適切な判断をしなければなりません。




 

 SONAE防災研究所は、東日本大震災で実際会った事例も盛り込み、カードを150枚にし、約1.5時間で実施できるように工夫したものを使用しています。

(静岡県「避難所HUG」仕様許諾番号014号)

 

(仙台市泉区役所保健福祉センターが行った職員研修の一コマ)

 仙台市立北六番丁小学校6年生がHUGーSに取り組みました。

 

 数日後、年生が避難所運営委員となって、保護者を避難者に見立てた収容訓練を実施することになっていました。そのため、事前の疑似体験として行いました。

 

 避難者一人一人の状況に合わせて収容する部屋を考えたり、どんなことを避難者に広報するか、それは見事にやり遂げました。